一応、終活日記としているからには”死”というもの定義付けしておきたいと思った。
調べてみると人生の格言的なやつは良いのが見つかるが、死についてのそれは暗いものが多い印象。
その中で気になったのがこれ。
「不幸な人間にとって、死とは無期懲役の減刑である。」
仏教では人間界とは四苦八苦という苦しみに苛まれる世界らしいけど、死ぬことでそこから開放されるということか・・・。
シニカルな僕好みの皮肉な表現だが・・・、救いがなさすぎるな。
「このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、最初からずっと死に方を学んでいたのだ」
「僕が死を考えるのは、死ぬためじゃない。生きるためなんだ」
なんてなのもあるが、もはやどっちなんだか訳が解らなくなってきたな。
映画「ショーシャンクの空に」にも「Get busy living,or get busy dying」というセリフがある。
あと、何という小説だったか忘れたが、息子に、「親父みたいな生き方をするくらいなら死んだほうがマシだ。」
ってなこと言われた父親が「活きてもいない奴がどうして死ねるんだ?」的な言葉で言い返してた。
つまりは「主体性を持って活きていなければ、生存していているだけで死んでるも同然」ってとこか・・・。
そういえば僕の父親も最期は病院のベットで意識が戻らない状態になったが、
あれだけ退屈を嫌った父をベットに寝せておくだけなんてできなくて、延命治療の中止をしたっけな。
まあ、死とは税金と同じで避けられないもの。人生というゲームの大前提のルール。
「死」有りきで人生というゲームを進めなくちゃいけない。ってとこか・・・。
さて、どう進めていこうか?
なんか楽しみになってきた。